建新ブログ BLOG
2024.10.07
- カテゴリー 新卒ブログ
㊙宅建塾
こんにちは!本店営業部の谷口です!早いものでもう4回目の出番となりました。全部で7回担当させていただく予定なので、今回でちょうど折り返しのターンになります。私のブログを楽しみにしてくださっている方にとっては非常に残念なお知らせとなってしまい、また一刻と迫るブログの終了を惜しむ声がこれからいくつか挙がってくることかと思いますが、最後まで暖かく見届けていただけると嬉しいです(┬┬﹏┬┬)
“ブログロス”が起きないくらい満足していただけるよう、私の想いを今回含めた残り4回に集約してみなさまにお届けいたします!
さて、2024年も10月に入り暦上は秋を迎えたわけですが、秋といえば何を思い浮かべますか。食欲の秋?読書の秋?スポーツの秋?
人によって思い浮かべるものは様々かと思いますが、ここでは「宅建の秋」とそう呼ばせていただきます。というのも、このブログを見てくださっている方は、建新に興味を持ってくださっている方や不動産会社に興味がある方がほとんどで、中には建新への入社を考えている方もいらっしゃるのではないかと思います。
私の第2回のブログでも「宅建士」について少し触れさせていただいたのですが、宅建士とは不動産業に関わる国家資格のひとつで、その試験が毎年10月に行われているのです。今年の受験を控えている方もいるのではないかと思い、建新での不動産宅建研修を受けて昨年宅建を取得した私から、大事だと感じた部分を特別にみなさまに伝授いたします。ただ、あくまで個人的な意見になりますので、参考程度に聞いていただけると嬉しいです。前回は宣誓したので、今回は先生の気分でブログを書きたいと思います(*^^*)
まず改めて、「宅建士」とは、不動産取引を行う上で重要な特定の業務を行うために必要になる国家資格で、不動産会社に勤める上では持っておくと望ましい、いわば「不動産業界のパスポート」のようなものです。合格率は15%ほどと言われており、毎年1度しか受験することができないため、合格するのは簡単ではありませんが、受験料を払えば誰でも受けることができる試験のため、興味を持った方はぜひチャレンジしてみてください!
試験時間は2時間、全50問4択問題のマークシート方式で、合格点数は毎年変動するのですが、だいたい35~36点がボーダーラインとされているため、40点を超えることができれば安心です!
試験範囲としては大きく以下の4つに分かれています。
- 民法 ・・・ 14点 土地や建物などの権利関係について
- 宅建業法 ・・・ 20点 不動産取引の規制に関して
- 法令上の制限 ・・・ 8 点 建築や開発に関する制限について
- その他 ・・・ 8 点 土地や建物、税金や広告などついて
各範囲の幅広い知識が必要とされるのですが、ここでまず1つ目のPOINTです!
POINT1:“配分”を考える
はじめに肝心なのが、勉強時間・目標点数の配分を考えることだと思います。
合格には各分野何点必要なのか、そのためにはどれだけ勉強すればよいのか考えて、そのうえで作戦・計画を立てる必要があるからです。
例として、私は
民法8/14 + 業法19/20 + 法令7/8 + その他6/8 =40/50
を目標として考えていました。もちろん人によって得意不得意はあると思いますが、
最低ラインとしては
民法7/14 + 業法17/20 + 法令6/8 + その他5/8 =35/50
あたりを目安にすれば良いのではないかと思います。
作戦としては、業法・法令の問題を全問とる!民法は半分でOK!の意気込みです。
テキストを見たことがある人ならわかるかもしれませんが、①~④の順に書かれていることが多く、最初の民法でつまずいてしまう人が多い印象です。個人的にも民法はあまり得意ではなかったため、業法・法令で点を稼ぐために勉強時間も多く割きました。民法は過去の判例から出題されるため、丸暗記だけでは点を取ることが難しい一方で、業法・法令は基本的に暗記問題で、やればやるだけ得点が期待できる分野です。その他に関しては広く浅くといったイメージなので、そこまで深入りして時間をかける必要はないかと思います。
そのため、いきなり民法から取り組んでも難しくて捗らないと思うので、業法から先に取り組むことをお勧めします。
勉強時間は全部で10とすると 業法4>法令3>民法2.5>その他0.5 のイメージです。
順番としても業法から手を付けていくと良いかと思いますが、
そもそもどうやって勉強すればいいの?とお困りの方もいるのではないでしょうか。
ここで2つ目のPOINTです!
POINT2:“解答”から攻略する
まず大前提として、民法やその他の範囲においても基本的な内容を覚える必要があります。覚え方は人によって様々かと思いますが、個人的には声に出して読むことをお勧めします。回答はマークシート方式であるため、最悪漢字がわからなくても、雰囲気で覚えるだけで十分だと思います。問題集を解くフェーズに入る前に、6割くらい把握した状態にできると良いでしょう。そもそも、解くのが難しい問題はほとんどないため、いかに範囲を網羅できているのかが肝心になると思います。ゲームのスプラトゥーンのようなイメージです。範囲内をいかに塗りつぶせるか、聞いたことあるな~という状態にできるかということです。
一通り勉強した段階で過去問を解くようになるかと思いますが、過去問をどう扱うかが最も重要なポイントです。個人的にはむやみやたらに過去問を何周もすることはあまり推奨できません。繰り返し解くことで点数が上がり、覚えた気になってしまう恐れがあるからです。本番に全く同じ問題は出ないため、丸暗記してもあまり意味がないと思います。
過去問を解くうえで重要なのは数をこなすことではなく、
「なぜ自分はその解答を選んだのか」「なぜこの問題の答えがそれになるのか」
この2点を確実におさえることだと思います。マーク形式である以上、たまたま正解になることもあるため、解答の根拠を明確にし、問題の本質を汲み取ることが大切です。解答集には全てが書いてあるので、問題を解くのと同等かそれ以上に答え合わせに時間を充て、解答集を読み込むと良いでしょう。そうすれば、問題の傾向も見えてきて、初見の内容がでてきても答えを推測することができます。1/4の勘も当たりやすくなるということです。
“解答集を制すものが宅建を制す”といっても過言ではありません(◎o◎)/
まだほんの触りの部分ではありますが、長くなってしまいましたので、今回はここまでにしようと思います。お伝えしたポイントはあくまで私の個人的な意見になりますので、ひとつの意見として参考にしていただけたらと思います。
もっと詳しく知りたいという方がいましたら、谷口までご連絡お待ちしております。
好評であれば第2回があるかもしれません・・・
では、これにて授業を終了いたします。最後までご覧いただきありがとうございました。
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