建新ブログ BLOG
2024.08.22
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『あたらしい』は間違った日本語だった!?~言葉の移り変わりとビジネス用語~
こんにちは!本店営業部の渡辺です。
憧れの営業部に配属されてから2か月目も半ば、現在は充実した目まぐるしい毎日を過ごしております。業者さんへの訪問や電話対応などの業務を通して、社会人になったのだなぁとより一層実感する日々です。
ところでみなさん、日ごろから正しい日本語を使用するよう心がけていますか?ちなみに私はできるだけ社会人として失礼にあたらない、正しい表現をするよう注意しています。
しかし、注意しているからと言って油断は禁物です。言葉は生き物なので、日々移り変わっていきます。実は、学生時代の卒業論文ではそのようなテーマを扱いました。
今回のブログでは、その内容を少し紹介し、実際に社会人としての言葉遣いにどのような注意が必要であるかお話ししていこうと思います!
さて!タイトルにもありますが、『あたらしい』という言葉が実は本来間違った日本語であったことはご存じでしょうか。もちろん現代では『あたらしい』は受け入れられ、多くの辞書にも載っております。時を経て、誤用だった『あたらしい』が正しくなったということですね。
では『あたらしい』は本来どのような言葉だったのでしょうか。
それは…『あらたしい』です。ぜひ声に出してみてください。『あたらしい』よりは言いづらいですよね?そうです!言いづらいから変わったのです。『た』と『ら』の位置が変わるだけで言いやすくなったのです。このような音単位の言葉の移り変わりを音位転換といいます。
ちなみに、『新たに書類を作成する。』という際の音は未だ『あらた』のままです。昔の人的に、こちらは別に言いづらくなかったということなのかもしれません。
では、ビジネス用語はどうでしょうか?実は、ビジネス用語にもそのような言葉があります。
それは、『とんでもございません』です。『とんでもない』という言葉を丁寧に言い換えているように思えますが、実は『とんでもない』は、『美しい』『少ない』などの形容詞の仲間なのです。『ない』までが一つの言葉なので、『ない』を『ございません』に言い換えると、日本語の用法として間違っているということになってしまうというわけです。たしかに、『少ない』を『少ございません』とは言わないですよね。
しかし、日本語の用法としては間違っているとはいえ、今は使用しても何ら問題はないということになっております。これも言葉の移り変わりのひとつと言えますね。
このような例は今後も登場するのではないかと私は予想しております。
社会人にとって必要なのは、日本語としてきっちり正しい言葉を使用することではなく、相手を不快にしない言葉を使用することです。難しいように感じる方もいるかもしれませんが、建新でなら容易に身につけられる手段があります!
先日安長さんのブログでも触れられておりましたが、建新には自社独自の研修制度があります。入社後だけではなく、内々定が決まるとコミュニケーションやマナーなどに関する研修が受けられます。社会人にとってだけではなく、日常でも役立つ内容が盛りだくさんです。研修をしてくださるのは米国NLP™協会認定NLPトレーナー、コミュニケーショントレーナーである人事人財研修に精通した社内の責任者です。このような研修を社内で受けられるのは建新の魅力だと感じております。
健やかに日本語を使用していくのはもちろん、アンテナを張り、普段自分が正しいと思い込んで使用している日本語が本当に正しいかどうか気にしてみることによって、しっかりした社会人としての道を歩みたいです!
【参考】
新卒ブログでは、魅力あふれる横須賀の街や建新について、これからもたくさん発信していきますので楽しみにしてください。
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