建新ブログ BLOG
2024.07.01
- カテゴリー 新卒ブログ
気づきを大切に
こんにちは
土木部の神作です。
入社からあっという間に3ヶ月が経過し、7月になりました。
あっという間と表現しましたが、入社してからの3ヶ月間は新しいことの連続で、たくさんのことを経験したこともあり、緊張して臨んだ入社式が遠い昔に感じるという不思議な感覚もあります。
特に、6月から土木部に配属された私にとってこの1ヶ月は、さらに刺激的な毎日であったと感じております。
5月の間は、土木部の研修期間として営業部配属の同期と共に、土木工事における積算や見積もりに取り組んでいました。それはあくまでも課題として与えられていたものでありましたが、土木部に配属された今では業務の一環として与えられるものとなり、構造物や残土の数量を正確に数えることが大前提としてできるようにならないといけません。そのため擁壁や地下車庫などの構造物がどのような形状をしていて、どのような効果を発揮しているのかを理解していく必要がありました。慣れない作業で最初は困惑していましたが、新しい知識を吸収すること、そして、仕事を通してたくさんの気づきに直面し一つ一つ理解していく過程を純粋に楽しむことのできる充実した時間を過ごせています。
前置きが長くなってしまいましたが、今回のブログでは、社会人生活をはじめて直面したふとした気づきとその気づきから得た学びの一つを紹介させていただきたいと思います。
電車通勤の私は京浜急行本線の横須賀中央駅を利用しているのですが、直結の商業施設にピアノが設置されているのを目にしました。
近年YouTubeなどで街中に置かれているストリートピアノの演奏動画などを多く目にします。
ストリートピアノとは誰でも自由に演奏可能なピアノであり、鉄道駅や空港などの公共施設、商業施設に設置されています。
2011年に初めて日本国内に設置されたとされるストリートピアノは、現時点で国内600を超える箇所に設置されるほど増加しており、日本国内の1つのブームとなっています。
ではなぜストリートピアノの設置は拡大しているのでしょうか。気になったので調べてみました。
ストリートピアノの設置拡大の要因は主に3つあると考えられます。
1つ目は音楽に触れる機会を創出するということです。
ピアノを含め楽器は価格の点から気軽に楽しめるものとは言い難いと思われます。
公共空間に設置されることによって、老若男女問わず利用可能となり、音楽に平等に触れる機会が創出されることになります。子供なども利用できることから親子連れなどからも高評価を得ているのではないかと考えられます。
2つ目の要因には公共空間の活性化が挙げられます。
ピアノ演奏の上手い、下手に関係なく利用できることがストリートピアノの大前提ではありますが、私自身、迫力のあるピアノ演奏が聞こえてくるとつい足を止めてします。鉄道駅や商業施設に設置されるストリートピアノの場合、利用者が集い、聴衆となり、賑わいの空間となることで公共空間の活性化につながると評価を得ていることも設置拡大の要因となっていると考えられます。
3つ目の要因としてはコミュニティ形成への期待が挙げられます。
ストリートピアノの設置者がイベント等を主催することがあり、ピアノをきっかけに集まった参加者間でつながりが生まれ、コミュニティが形成されることもあります。ストリートピアノの利用者のその後にも影響するような大きな効果も期待されています。
このように街中に設置されるストリートピアノはただ置かれているものというわけではなく、目的をもって設置されているものであると知ることができました。ストリートピアノの設置の例のように公共空間の活用手法は多種多様で私の知らないものがたくさん存在しているのかと思うととても興味がわきます。
このようにふとした気づきから得られる学びは無限の可能性を有しているのではないかと思います。
新卒社員としてこのようなふとした気づきを仕事の中で発見し学びとして吸収していく過程は非常に重要だと思います。わからないことがたくさんある今だからこそ小さな気づきを見落とすことなく、知識として自分のものにしていかなくてならないと感じました。新卒社員として視野を広げてたくさんのことに目を向けていきたいです。
新卒ブログでは、魅力あふれる横須賀の街や建新について、これからもたくさん発信していきますので楽しみにしてください。
また、建新ではブログの他に各SNSにて神奈川県の魅力や建新のお家について発信しております。フォローやチャンネル登録の程、よろしくお願いいたします!
【YouTube】
【TikTok】
【Instagram】
【Twitter】
【Facebook】
————————————————————————————————-